・20号~143号
『あいだ』 143号 (2007年12月20日発行/総32ページ)
- ≪特集=美術館の傷痕≫1 そして誰もいなくなった ―― 2007年秋・北九州 北 窮鼠 ……2
- ≪特集=美術館の傷痕≫2 どうツケを払うのか ―― 指定管理者制度,広島市現代美術館の場合 道面 雅量 ……10
- 美術館を離れても ――元広島市現代美術館学芸員から 岡本 芳枝 ……11
- 型取られる近代 ―― 現代美術はいかに中国を変えたか 松永 康 ……12
- ≪報告:documenta 12≫ ピンクの波 ―― 「可能性の場」で目撃した田中敦子作品 加藤 瑞穂 ……16
- ≪短期連載≫2 倫理の痕跡 1950年代ルポルタージュ― 運動の社会的美学 ジャスティン・ジェスティー 訳=中嶋 泉 ……21
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載53 暗黒と黎明:ニコラ・プッサン《蛇に殺された男のいる風景》をめぐる断章――T. J.クラーク『死の光景 : アート・ライティングのひとつの実験』の余白に 稲賀繁美 ……24
- 若桑みどりさんへの追悼文を読んで 大嶽 恵子 ……30
(表紙写真:京都・嵯峨野の厭離庵 Photo. Inaga Shigemi)
『あいだ』 142号 (2007年11月20日発行/総32ページ)
- ≪追悼≫ ジェンダー文化論への情熱 ―― 若桑みどりさんを送る 坂本 満 ……2
- ≪特集=追悼:松澤宥≫ 最終回 稗史 ―― <地方>で美術をする 北澤 一伯 ……
- Ψ師周游 ――「ニルヴァーナ忌」レポート 小坂 真夕 ……10
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載52 国際協調主義と国粋主義とのあいだ:島崎藤村の南米 (下)
なぜ日本ペンクラブ初代会長は1936年ブエノス・アイレス講演で雪舟を論じたのか 稲賀繁美 ……16 - ≪連載≫ 戦時下日本の美術家たち 18 「事」ではなく「物」を描く ―― 鶴岡政男 戦時下を生きる 2 飯野正仁 ……24
(表紙写真:栃木県那須町 Photo. Akiba Sari)
『あいだ』 141号 (2007年10月20日発行/総36ページ)
- ≪短期連載≫1 倫理の痕跡 1950年代ルポルタージュ― 運動の社会的美学 ジャスティン・ジェスティー 訳=中嶋 泉 ……2
- ≪書評≫ 「近現代性」の視野を求めて――『日本近現代美術史事典』(東京書籍) 足立 元 ……14
- ≪時評風雑談録≫ 東京芸術大学大学美術館「岡倉天心」展をめぐって 木下 長宏 ……19
- ≪追悼≫ 悪意で善意はこわれない。―― 佐藤真さんと語りたかったこと 大倉 宏 ……22
- ≪連載≫ 戦時下日本の美術家たち 17 「事」ではなく「物」を描く ―― 鶴岡政男 戦時下を生きる 1 飯野正仁 ……26
(表紙写真:栃木県大田原市 Photo. Akiba Sari)
『あいだ』 140号 (2007年9月20日発行/総32ページ)
- 文化の継承と蓄積のために――ある地方美術館での20年 坂上 義太郎 ……2
- Documenta 12 magazines From Wikipedia, the free encyclopedia ……6
- ≪書評≫ 「共感」で語る「分かち合いの思想」――香川檀×小勝禮子『記憶の網目をたぐる―アートとジェンダーをめぐる対話』 由本 みどり ……7
- ≪書評≫ 日本におけるポロック研究―― 藤枝晃雄『ジャクソン・ポロック』を読む 大島 徹也 ……10
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載51 国際協調主義と国粋主義とのあいだ:島崎藤村の南米 (上) なぜ日本ペンクラブ初代会長は1936年ブエノス・アイレス講演で雪舟を論じたのか 稲賀繁美 ……14
- ≪連載≫ 戦時下日本の美術家たち 16 悲願の画家 ―― 阿部合成 飯野正仁 ……19
(表紙写真:栃木県那須町簑沢 Photo. Akiba Sari)
『あいだ』 139号 (2007年7月20日発行/総44ページ)
- 東と西, 南と北, 分裂の統合を夢みて――李應魯(イ・ウンノ)美術館開館から 古川 美佳 ……2
- ≪書評≫ この作家の「最も輝いた時代」を精緻に照射――鳥羽耕史『運動体・安部公房』 瀬木 慎一 ……14
- ≪連載≫ 戦時下日本の美術家たち 15 悠久の大義に生く ―― 藤田嗣治《アッツ島玉砕》 飯野正仁 ……16
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載50 博物館の夜にミネルヴァの梟はどこを目指して飛ぶのか?――植民地主義の図像学を,歴史の暮れ方から振り返る アメリカ自然史博物館ルーズヴェルト・ホールの壁画をめぐる詮索若干 稲賀繁美 ……28
- 次号休刊のお知らせ ……44
(表紙写真:栃木県那須塩原市 Photo. Akiba Sari)
『あいだ』 138号 (2007年6月20日発行/総36ページ)
- どうせなら,美術館をつくるな!――新設のふたつの美術館の場合 坂入 尚文 ……2/美術館問題に対するコメント 山口昌男 ……4
- ≪特集=追悼:松澤宥≫ 続々々々々 予言者のシニカルなパロディズム 斎藤 俊徳 ……5/≪再録≫ (松澤宥氏にふれて) 竹廣 龍三 ……7
- ≪どうなった? 芦屋市立美術博物館――シンポジウム・レポート≫ 「芦屋市立美術博物館の一年を振り返って」を聴いての走り書き 瀧端 真理子 ……8/≪どうなった? 芦屋市立美術博物館――担い手からのレポート[再録]≫
NPOによるミュージアム運営の可能性と課題 角野 幸博 ……11/≪どうなった? 芦屋市立美術博物館――担い手からのレポート[再録]≫1年間の活動を振り返って――公と私のはざまで 明尾 圭造 ……14/≪再録≫ 芦屋市美術博物館 スタッフからの「私のひと言」(一部抜粋) - 誰も言わないホントの関係――シンポジウム「なぜアーティストは貧乏なのか?―芸術という例外的経済」を聴いて 浜中 央子 ……17
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載49 国境を跨ぐ交渉と規範の葛藤と:東アジア近代美術研究の将来にむけて Ⅲ
AASアジア研究学会ボストン年次大会・報告 稲賀繁美 ……21 - ≪連載≫ 戦時下日本の美術家たち 14 <御物>としての戦争画 ―― 御府献納 飯野正仁 ……25
(表紙写真:神奈川県湯河原町 Photo. Otsu Mie)
『あいだ』 137号 (2007年5月20日発行/総32ページ)
- ≪追悼=松澤宥≫松澤宥,ラウリーン・ヴィエルスに語る ラウリーン・ヴィエルス ……2/YUTAKA MATSUZAWA ‘talks to’ Louwrien Wijers Louwrien Wijers ……15
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載48
国境を跨ぐ交渉と規範の葛藤と:東アジア近代美術研究の将来にむけて Ⅱ
AASアジア研究学会ボストン年次大会・報告 稲賀繁美 ……27
(表紙写真:東京・中野区中央 photo.Fukuzumi Haruo)
『あいだ』 136号 (2007年4月20日発行総36ページ)
- ≪書評≫ブルデュー,モースを超えてほしかった―― ハンス・アビング『金と芸術―― なぜアーティストは貧乏なのか?』 白川 昌生 ……2
- ≪書評≫「中央」の歴史を凌ぐ「地方」の<物語> のリアリティー ―― 美術家たちの残した肉声を頼りに 植草学『美のふるさと―― 信州 近代美術家たちの物語』 谷 新 ……6
- 芸術と著作権――藤田嗣治作品をめぐる諸裁判 笹木 繁男 ……12
- ≪海外の新刊≫ いまふたたび「集団」の時代?――アート・コレクティヴ再考 編集部 ……16
- ≪特集=追悼:松澤宥≫ 続々々 瞑想台での一夜が『松澤宥ψの函』を作らせた 芦澤 泰偉 ……17
- ≪特集=追悼:松澤宥 拾い読み≫ 何故火星人種をタコ入道として設定するか。(19) 編集部 ……19
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載47 国境を跨ぐ交渉と規範の葛藤と:東アジア近代美術研究の将来にむけて 。
AASアジア研究学会ボストン年次大会・報告 稲賀繁美 ……20 - ≪連載≫ 戦時下日本の美術家たち 13 “狙撃”する描写力 ―― 宮本三郎 飯野正仁 ……26
- ≪編集雑記≫
(表紙写真:東京・練馬区高松 photo.Hatta Jun)
『あいだ』 135号 (2007年3月20日発行総28ページ)
- 《報告》「アート・イニシアティヴ」の《SHOWCASE》に立ってみました 言水ヘリオ ‥‥2
- 《特集=追悼:松澤宥》続々
- 瀧口修造⊂⊃松澤宥──美術家そして詩人の死 池田龍雄‥‥6
- 祈・安らかなることを──密蔵院観法宥然清居士 様へ 高橋睦治‥‥7
- 詩──松澤宥に 金田 弘‥‥10
- 仙境の人 若江漢字‥‥14
- 感興極まる人(松澤宥覚え書)春山 清‥‥15
- 《連載》 戦時下日本の美術家たち 12
正確な眼と技術──小磯良平 飯野正仁‥‥17 - 《特集=追悼:松澤宥 飛び地》で、核心の「人類は消滅せよ」は?──『機関』から無断つまみ食い 編集部‥‥26
- 《編集雑記》
(表紙写真:東京 中野区中央 photo.Fukuzumi Haruo)
『あいだ』 134号 (2007年2月20日発行総28ページ)
- 《特集=追悼:松澤宥》続
- プサイψ師 白澤吉利‥‥2
- パフォーマンス中の松澤宥(写真) 長沼宏昌‥‥4
- 最終美術,授業中。 小坂真夕‥‥4
- 新宿発夜行列車鈍行松本行き 山田泰司‥‥7
- 最終美術思考の種子 津川 泉‥‥8
- 「消したあとの美術」 —— 僕はもうひとつ別の宇宙のありようを描く 牧 宥恵‥‥10
- 表と裏のスピリチュアリズム 伊丹 裕‥‥11
- 美学校松澤宥最終美術思考工房のこと 今泉省彦‥‥13
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 46
メロン・レクチャー瞥見 ——サイモン・シャーマの連続講演から 稲賀繁美‥‥17 - 《連載》 戦時下日本の美術家たち 11
戦時下,美術は<空白>だったのか—— 小磯良平・向井潤吉ほか 飯野正仁‥‥24 - 《編集雑記》
(表紙写真:東京JR大久保駅周辺高架下 photo.Fukuzumi Haruo)
『あいだ』 133号 (2007年1月20日発行)
- 《特集=追悼:松澤宥》
- 木遣歌が聞こえてくる 谷 新
- プサイ師はいまも 春原敏之
- 松澤宥の「プサイの部屋」(写真) 山本糾
- 惑星ウンモで展覧会! 富井玲子
- 美術家、松澤宥は生きている 中ザワヒデキ
- 師とともに 河津絋
- 円環の輪の切り口はいつも先鋭な爆破口 金子昭二
- ターミネーター松澤宥 塚原史
- 《連載》 戦時下日本の美術家たち 10 事変下の美術──向井潤吉《突撃》と阿部合成《見送り人》 飯野正仁
- 《編集雑記》
(表紙写真:万治の石仏 長野県下諏訪町 photo.Fukuzumi Haruo)
『あいだ』132号(2006年12月発行)
- 《書評》「作品論」と「作家論」の裂け目—-千葉成夫『実生の日本美術史』 奥村雄樹
- 通底する「戦後」の想像力『池田龍雄画集 The Works of Tatsuo Ikeda 1947-2005』刊行に ヨシダ・ヨシエ
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 45 ジョルジュ・デシディ・ユベルマン『アビヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間』を読む 稲賀繁美
『あいだ』131号(2006年11月発行)
- いまも残存する中世の夢—-ヨーゼフ・ボイスを知らない世代へ 白川昌生
- 《連載》戦時下日本の美術家たち9 大陸従軍画家1 原精一(2) 飯野正仁
- documenta 12 magazines 三つのキー・トピックス
『あいだ』130号(2006年10月発行)
- 「越後妻有アートトリエンナーレ2006 大地の芸術祭」<地域と文化>に新たな視点 前山忠
- 「アートのまつり」「つまりはアート」(キャハハ) 越後妻トリ:妖怪オンナ衆疾走観光記
- 《連載》戦時下日本の美術家たち 8 大陸従軍画家1 原精一(1) 飯野正仁
- documenta 12 magazines ゲオルグ・シュルハマー
- 《貴賓席》毛利嘉孝さんの村上隆批判に若干の疑問 松永康
『あいだ』129号(2006年9月発行)
- 想像と労働—-アートとしてのビジネス(ビジネスとしてのアート,ではない):村上隆『芸術起業論』を読んで 毛利嘉孝
- 《遺稿》ナムジュンパイクの版画制作始末記 岡部徳三
- 《連載》戦時下日本の美術家たち7 南方従軍画家3 伊東深水 戦時下の美人画 飯野正仁
- 《貴賓席》よみがえる記憶のなかの絵—-わが家にあった高崎剛の作品のこと 小野絵里
- 《記録集拝見》『街かど美術館 アート@つちざわ(土澤)』
『あいだ』128号(2006年8月発行)
- 経済価値を超える—-ヨーゼフ・ボイス没後50年に 若江漢字
- フォルカー・ハルラン講演報告 ヨーぜフ・ボイス:彫刻理論と錬金術 守谷訓光
- 《海外情報》アパルトヘイト時代の文化遺産をとり戻せ 編集部
- 《新刊紹介》 大島一洋『芸術とスキャンダルの間—戦後美術事件史』 高島平吾
- 《連載》戦時下日本の美術家たち6 南方従軍画家 2 飯野正仁
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 45 イメージ解釈学の隠蔽に西欧二十世紀文化史の犯罪を摘発する—-ジョルジュ・デシディ・ユベルマン『アビ・ヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間』(*本稿は132号の本連載後半部に含めて再掲載) 稲賀繁美
- 《資料》意見を出すには間に合いませんが,国の文化振興政策の見直し 編集部
『あいだ』127号(2006年7月発行)
- 《追悼:村上善男/講演再録》岡本太郎と私,そして東北 村上善男
- 《追悼:村上善男》村上善男さんにたずねてみたかった3つのこと 内藤正敏/暖色と直線–陸奥で闘った才人 池田龍雄/光る注射針–青春の記憶から 松尾一男/村上善男さんから教えられたこと 三上満良
- 《連載》戦時下日本の美術家たち5 南方従軍画家1 飯野正仁
『あいだ』126号(2006年6月発行)
- Happy 「大東亜共栄軒」!—-自前フォーマンス・フェスティヴァル制作日記 荒井真一
- 《追悼》岡部徳三君の死に際して思うこと—-ぼくとシルクスクリーン・プリンター 靉嘔
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 44 国際シンポジウム「パリ,1920年代・藤田嗣治 稲賀繁美
- 《話題》和田義彦画伯どの「芸術選奨」を茶番にしたあなたの功績は絶大! 編集部
『あいだ』125号(2006年5月発行)
- 国質(病巣)と美術?—-創造のための曲り角 村岡三郎
- 《こぼれ話》「日本人」なんて言葉は出てきません。念のため—-松浦寿輝のルーヴル再訪記 編集部
- 美術史学会シンポジウム「検証:国公立ミュージアム~官から民へのうねりのなかで」—-Kさんへの手紙から 小勝禮子
- 《貴賓席》珠光的と利休的—-「現代美術」棲み分けのすすめ 藤本均定成/和光大学図書館の美術展カタログ 三上豊
- 《連載》戦時下日本の美術家たち 4 「通州事件」と朝井閑右衛門 飯野正仁
- 《日本実験映像史》連載終了記念インタヴュー》実験と挑戦の精神をふたたび— 松本俊夫氏に聞く 聞き手=西村智弘
『あいだ』124号(2006年4月発行)
- アートと矛盾—-アンチ・フォームとしてのフォーム,アンチ・アートとしてのアート,アンチ・マーケットとしてのマーケット F.E.ラクシャーン(訳=高島平吾)
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 43 表象による憎悪を断ち切るために—-国際シンポジウム「戦争と表象/美術 20世紀以降」より(下) 稲賀繁美
- 《連載》戦時下日本の美術家たち》3 南京事件と従軍画家たち2—-木村伊兵衛・清水登之・西條八十
- 《貴賓席》私の言いたかったこと—-国立国際美術館「野生の近代 再考—-戦後日本美術史」に触れて 池水慶一/ 小林俊介氏に—-府中市美術館「絵画の行方」展をめぐって 藤枝晃雄
『あいだ』123号(2006年3月発行)
- 希望を求めて—-「絵画の行方」展所感 小林俊介
- 《海外の話題》 なにせ「ご時世」—-ジャンソンの『美術の歴史』大改定 編集部
- 《連載》日本実験映像史 33(最終回) 「日本実験映像史」とは何か 西村智弘
- 《連載》戦時下日本の美術家たち》2 南京事件と従軍画家たち1—中川紀元・ 住谷磐根・小林喜代吉 飯野正仁
- 《貴賓席》夜目 遠目 仲間内—-北村淳子氏の戦後日本美術史シンポジウム見聞記を読んで 八田淳
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 42 表象による憎悪を断ち切るために—-国際シンポジウム「戦争と表象/美術 20世紀以降」より(上) 稲賀繁美
『あいだ』122号(2006年2月発行)
- 《連載》戦時下日本の美術家たち1 「戦争は惨の惨たるもの」—-大陸従軍画家たちは何を見たのか 飯野正仁
- 《貴賓席》 九州国立博物館見学記 森理恵
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 41 パンドラの希望:被写体・母胎そして楕円—-グリゼルダ・ポロック初来日講演に寄せて 稲賀繁美
- 《新刊紹介》戦後日本を鮮烈に浮き彫りした写真集『黒色●虚彩』 編集部
- 《連載》日本実験映像史 32 アンダーグラウンド・センター 西村智弘
『あいだ』121号(2006年1月発行)
- 「スペクタクル」の危うさを抱えて—-「横浜トリエンナーレ2005」を見る 毛利義孝
- 《美術時評》美術界の,そして美術界という茶番劇—-たとえば府中市美術館「絵画の行方」展を見て思う 藤枝晃雄
- 《追悼》作る側から見た東野芳明 篠原有司男
- 《再読》ミスター・トーノは1958年,はじめて海外旅行をしました 編集部
- 《連載》日本実験映像史 31 「ビデオひろば」と日本のビデオ・アート 西村智弘
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 40 フランスと日本の「あいだ」:「美術史におけるフランスと日本」—-日仏美術学会25周年記念シンポジウムをめぐる感想若干 稲賀繁美
『あいだ』120号(2005年12月発行)
- スミレを探しに—-国立国際美術館1周年記念連続シンポジウム「野生の近代再考ー戦後日本美術史 北村淳子
- 右傾化に抗して—-「日韓/韓日 五世代の対話」を機に韓国人作家・安星金さんに再び聞く 古川美佳
- 《ROUND TABLE 2005》 身につけた前衛精神 有馬敲
- 《再録》『美術批評誌』に,こんな意見もありました 編集部
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 38 Anchi’ io son’ pittore!余もまた画家なり,ぼくかて画家です。—-黒田重太郎覚書(下) 稲賀繁美
『あいだ』119号(2005年11月発行)
- 《美術季評》植民地/植民地主義化の芸術—「アジアのキュビスム」展の問題 藤枝晃雄
- 《特別連載・資料集成》4(最終回) 戦争に征った画家たち 編:飯野正仁
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 37 Anchi’ io son’ pittore!余もまた画家なり,ぼくかて画家です。—-黒田重太郎覚書(中) 稲賀繁美
- 《連載》日本実験映像史 30 現代美術としての映像表現 西村智弘
『あいだ』118号(2005年10月発行)
- 《栃木県立美術館「前衛の女性 1950-1975 」展を見て》フェミニズム表現の先見性と「前衛」概念の再考 北原恵/宝の山に出会う 深沢純子/作家の前衛性を考える 山口泰二/「超少女」の責任 北村淳子
- 「前衛の女性」展の余白に みんな元気がよかった—-60年代アート・シーンから 田村敦子
- 《特別連載・資料集成》3 戦争に征った画家たち 編:飯野正仁
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 37 Anchi’ io son’ pittore!余もまた画家なり,ぼくかて画家です。—-黒田重太郎覚書(上) 稲賀繁美
- 《連載》日本実験映像史 29 EXPO’70日本万博博覧会 西村智弘
『あいだ』117号(2005年9月発行)
- 展覧会はいつまで可能か? 田中正之
- 《短期連載》批評の英雄時代—-『美術批評』(1952-1957)誌における現代美術批評の成立 [最終回] 光田由里
- 《インタヴュー》 『美術批評』のこと—西巻興三郎氏に聞く 光田由里
- 《特別連載/資料集成》2 戦争に征った画家たち 編:飯野正仁
- 《資料紹介》美術活動と博物館普及活動と—-芝川敏之式二刀流 編集部
『あいだ』116号(2005年8月発行)
- この夏・2題—-書評:椹木野衣『戦争と万博』/山田新一の遺した戦争画資料について 菊畑茂久馬
- 《特別連載・資料集成》1 戦争に征った画家たち 編:飯野正仁
- 《連載》日本実験映像史 28
- 「フィルム・アート・フェスティバル東京 1969」造反事件 西村智弘
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 36 漂流物からブリコラージュへ(承前)—-日常の営みから美術館の壁を取り払う:アジアの潜在力を活性化するために 稲賀繁美
『あいだ』115号(2005年7月発行)
- 《短期連載》戦争体験を背負った美術家—追悼・水谷勇夫さん 三頭谷鷹史
- 《要旨紹介》 提言:評価と経営の確立に向けて 静岡県立美術館評価委員会(2005年3月)
- 《短期連載》批評の英雄時代—-『 美術批評』(1952-1957) 誌における現代美術批評の成立 [6] 光田由里
- 《ROUND TABLE 2005》 村岡三郎 松本陽子 飯島耕一
- 菅野チイさんとの出会い 望月良枝
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 35 アジアの潜在力—-< 舟>としての島々と母胎と しての海 稲賀繁美
- 《連載》日本実験映像史 27 「EXPOSE 1968」と「クロストーク/インターメディア 西村智弘
『あいだ』114号(2005年6月発行)
- 日常に錨を降ろして—-「愛と孤独,そして笑い」を絶やさないために 松永康
- 麻子のアートな日々》今週も深夜バスに乗って 鈴木麻子
- 《短期連載》批評の英雄時代—-『美術批評』(1952-1957)誌における現代美術批評の成立 [5] 光田由里
- 《ROUND TABLE 2005》権田萬治 毛利ユリ 菊畑茂久馬 田中信太郎 近藤竜男
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 33 戦争画と平和画のあいだ—-歴史のなかの絵画作品の運命:丸木位里・俊夫妻「原爆の図」再考[下] 稲賀繁美
- 《連載》日本実験映像史26 万博破壊共闘派とインターメディア 西村智弘
『あいだ』113号(2005年5月発行)
- われわれの歴史は《前衛美術》を無視できるほど豊かであろうか—-桂川寛『廃墟の前衛』を読んで 門田秀雄
- 外部との架橋へ—-美術史学会東市部シンポジウム「美術館・博物館の新たな公共性を求めて—-指定管理者制度・NPO・地域社会」傍聴記 木方幹人
- 《旅する表現ノート》2 Blood and Sweat with Tears 井上廣子
- 《追悼》岡本敏子さんとの思い出 窪田修
- 《短期連載》批評の英雄時代—-『美術批評』(1952-1957)誌における現代美術批評の成立 [4] 光田由里
- 《インタヴュ-》 『美術批評』の時代—中原佑介氏に聞く 光田由里
- 《ROUND TABLE 2005》織田達朗 松本俊夫 山口勝弘 中村敏男 村上善男
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 33 戦争画と平和画のあいだ—-歴史のなかの絵画作品の運命:丸木位里・俊夫妻「原爆の図」再考[上] 稲賀繁美
『あいだ』112号(2005年4月発行)
- 大浦信行の『遠近を抱えて』はいかにして90年代的言説を準備したか 加治屋健司
- 《短期連載》批評の英雄時代—-『美術批 評』(1952-1957) 誌における現代美術批評の成立 [3] 光田由里
- 《インタヴュ-》 『美術批評』の時代—-針生一郎氏に聞く 聞き手=光田由里
- 《ROUND TABLE 2005》 宮内嘉久,桂 川寛,中村光行,森口宏一,池田龍雄,中村宏
- 《連載》日本実験映像史 25 インターメディアとサイケデリック 西村智弘
『あいだ』111号(2005年3月発行)
- 《短期連載》批評の英雄時代—-『美術批評』(1952-1957) 誌における現代美術批評の成立 [2] 光田由里
- 《貴賓席》 このごろの美術界について思うこと 春野修二画家として,美術館長として思うこと 平松輝子
- 《連載》日本実験映像史 24 アングラ・ブームと「ジャパン・コーポ」 西村智弘 ○あいだの隅っこ不定期漫遊連載 32 幽玄,ワビ,サビ—-「日本的」なるものの創生とその背景 稲賀繁美
- 《瞥見》学校では教えられない大事なこと—-伊丹市美術館の「いのちを考える」シリーズ 編集部
- 鈴木麻子のアートナ日々ラ・トゥールはいいぞ! 鈴木麻子
『あいだ』110号(2005年2月発行)
- 《短期連載》 批評の英雄時代—-『美術批評』(1952-1957) 誌における現代美術批評の成立 [1] 光田由里
- 『美術批評』とその周辺 瀬木慎一
- 『美術批評』主要目次 編:編集部
- 一本の糸から民族衣裳をつくる—-在日韓国人としての私の制作 呉夏枝
- 内科画廊その後—-平田実さんの写真 宮田有香
- 《連載インタヴュ-》病い膏盲本の虫—-『一寸』同人紳士録 最終回 森仁史氏の巻 丹尾安典
- 《連載》日本実験映像史23 フルクサス・フィルムとオノ・ヨーコ 西村智弘
- 《貴賓席》『北越雪譜』の挿図代 稲賀繁美さま 瀬木慎一
- 《話題》「パフォーマンス」って政界用語かと思ったら
『あいだ』109号(2005年1月発行)
- 「日本の美術批評のあり方」とは?—-美術評論家連盟50周年記念シンポジウム傍聴記[続] 黒川典是
- 《旅する表現ノート》1 さまざまな風に吹かれて 井上廣子
- 《連載インタヴュ-》病い膏盲本の虫—-『一寸』同人紳士録? 山田俊幸氏の巻 森仁司
- 《連載》日本実験映像史22 アンダーグラウンド映画 西村智弘
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 31 古傷に宿る光—-やきものと彫刻との亀裂に八木一夫を読む 稲賀繁美
『あいだ』108号(2004年12月発行)
- 「日本の美術批評のあり方」とは?—-美術評論家連盟50周年記念シンポジウム傍聴記 黒川典是
- 《備忘録》いまも原点を示す瀧口修造の美術館観 編集部
- 私立美術館のありかたを考える—-白鶴美術館講演会「京阪神,数寄者の美術館」とその後の意見交換に寄せて 森理恵
- あいだの隅っこ不定期漫遊連載 30 隣国の小さな宝物箱—-金煥基美術館を訪問する 稲賀繁美
- 《連載》日本実験映像史 21 フィルム・アンデパンダン 西村智弘
- 《連載インタヴュー》病い膏盲本の虫—-『一寸』同人紳士録? 森登氏の巻 森仁司
『あいだ』107号(2004年11月発行)
- 《美術の基礎教育とは?》まず社会に出ていけること—-中村政人氏に聞く 藤村克裕
- 《報告》高嶺格「木村さん」のこと—-横浜美術館の「展示中止」問題 編集部
- 《連載》日本実験映像史 20 日大新映研と足立正生 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 29 自己懲罰の裁判記録—-過程と変奏 アンリ・マティス展より 稲賀繁美
『あいだ』106号(2004年10月発行)
- 「態度としてのA・B・C」—-「瑛九の言葉から受け取ったもの 矢野静明
- 横浜グラフィティの大量虐殺に 関本洋司○《海外の話題》醜悪ビルを追放しよう— 試みに,ブラック・リストを東京でもつくってみたら 編集部
- 《連載》日本実験映像史19 アニメーション3人の会 西村智弘
- 《連載インタヴュー》 病い膏膏 本の虫—-『一寸』同人紳士録? 大谷芳久氏の巻 森仁史
『あいだ』105号(2004年9月発行)
- 「つくること」の復権を—-「図工」教育の現場から見えてくるもの 古川勝紀
- 《シンポジウム報告》「戦争・表象・ジェンダー」の研究史と今後の展望」 山崎明子
- 《再録》芦屋市立美術館のこれからについての話し合いの報告
- 《話題》「台湾・金門島トーチカ芸術館-18の個展」を見に行ってきました 伊籐忍
- 《連載インタヴュー》病い膏膏 本の虫—-『一寸』同人紳士録? 岩切信一郎氏の巻 森仁史
- 《展覧会》「たかが雑誌」の豊穣さよ—-うらわ美術館「創刊号のパノラマ」展 編集部
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 28 歴史の珍品とその命運—-新発見の日独合作フィルム『武士道』(1928)をめぐって 稲賀繁美
- 《連載》日本実験映像史 19 「エトセトラとジャズの会」と「ジャズ映画実験室」 西村智弘
『あいだ』104号(2004年8月発行)
- イントレランスの時代に,互いに応答する「Brderline Cases—-境界線上の女たちへ」を中心に 小勝禮子
- 《再録》「芦屋市立美術博物館を考えるワーキンググループ」で何が話し合われたか 第3回
- 《コラム》 いわせてもらえば「団体美術流通センター」の趣き—-建設中の新国立美術館 編集部
- 《連載》日本実験映像史 17 日大映研とVAN映画科学研究所 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 27 炎の育む金属の水滴が呉須の青い磁肌の表面に結露する—-近藤高弘氏の工房探訪 稲賀繁美
『あいだ』103号(2004年7月発行)
- 物は夢をみるか—-トリスタン・ツァラの両隣り 平井亮一
- 《再録》「芦屋市立美術博物館を考えるワーキンググループ」で何が話し合われたか 第2回
- キツネはどこに?—-川口のお稲荷さんをさがして 広田美穂
- 《貴賓席》3編
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載26 尺度をつかさどるのは誰か—-フーコーの振り子の傍らで 稲賀繁美
『あいだ』102号(2004年6月発行)
- 《再録》「芦屋市立美術博物館を考えるワーキンググループ」で何が話し合われたか
- 根幹に立つ—-シンポジウム「美術館・博物館はなぜ必要か?」報告 森口まどか
- 美術館博物館の性別役割分業を調べて 森理恵
- 編集部の本棚から
- 《連載インタヴュー》 病い膏膏 本の虫—-『一寸』同人紳士録? 金子一夫氏の巻 森仁史
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 24 名作誕生の舞台裏—-江戸時代後期『北越雪譜』出版の顛末から 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史16 8ミリ映画のアヴァンギャルド 西村智弘
『あいだ』101号(2004年5月発行)
- 「図画工作」の原理 編集部
- 「動態の美」としての工芸—-その研究の課題 シンポジウム「京都伝統のもの作りと生活文化の美意識」に触発されて 磯部直希
- 《連載インタヴュー》 病い膏膏 本の虫 —-『一寸』同人紳士録? 丹尾安典氏の巻 森仁史
- 連載 日本実験映像史 15 「シネマ57」とATG 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 24 五月病の季節を迎えて—-美術大学入学者の意識調査 稲賀繁美
- 編集部の本棚から
『あいだ』100号(2004年4月発行)
- 《特別記事/インタヴュー》「美術館不要論」の彼方—-大島清次氏(世田谷美術館名誉館長)に聞きました 編集部
- 《話題》 あなたはどう読む?—-都道府県立美術館の「収益率」 編集部
- 《連載インタヴュー》 病い膏膏 本の虫—-『一寸』同人紳士録? 青木茂氏の巻 森仁史
- 《はがきコメント》美術はいかに生き残るべきか/死ぬべきか
- 《貴賓席》「石子順造」的思考へ 本阿弥清
- 連載 日本実験映像史 14 松本俊夫と「記録映画作家協会」 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 23 木槿食う馬—-超高級ブランド志向の社会心理と他文化販売戦略との文(あや) 書評:戸矢理奈『エルメス』 稲賀繁美
『あいだ』99号(2004年3月発行)
- 美術館—-神殿かフォーラムか ダンカン・F・キャメロン (訳=高島平吾)
- 《芦屋市立美術博物館問題・続報》 それで館長,ようつとまりますなあ 編集部
- 美術図書館横断検索 by ALC を公開して 水谷長志
- 連載 日本実験映像史13 「具体美術協会」の映像作品 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載22 パフォーマンスとしてのチャンバラ 稲賀繁美
『あいだ』98号(2004年2月発行)
- 雑木林とアートの風……」—-<伊豆高原アートフェスティバル>の12年 谷川晃一
- 社会との距離/マイノリティの活路—-「Muntadas : PROJECTS 1971-2003」を聞いて 黒川典是
- 再録]ムンタダス・プロジェクトについてのインタープリテーション(通訳/説明)とトランスレション(翻訳/解釈) マリー・アン・スタニジェフスキー (浅倉協子訳)別冊
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載21 美術館教育から視覚文化教育とその彼方へ—-国際シンポジウム「観賞教育はいかにあるべきか」より 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史12 「実験工房」の映像作品 西村智弘
『あいだ』97号(2004年1月発行)
- 「フォーラム」を睥睨するのは誰か—-犬塚康博氏による「『アイヌからのメッセージ』展の吉田憲司フォーラム論批判」をただす 吉田憲司
- 《報告》「地方」から見えてくるもの— 連続シンポジウム「キュレーターと語る地域社会と美術」 柳沢秀行
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? 《黄金の三角地帯》を目指して—-『色の音楽・手の幸福–ロラン・バルトのデッサン展』関連国際シンポジウム「バルト・共感覚の地平」から 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史10 瀧口修造と前衛映画? 西村智弘
『あいだ』96号(2003年12月発行)
- 美術批評50年—-ピエール・レスタニーをしのびつつ 瀬木慎一
- 《特別記事》ゆらめく旭日旗—-韓国人作家・安星金に聞く 古川美佳
- 《貴賓席》拙著『絵画者』書評に 中村宏
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? 21世紀の日本武道の行方 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史 9 瀧口修造と前衛映画? 西村智弘
『あいだ』95号(2003年11月発行)
- 二都を結ぶもの—-キースラーとスカルパ—-ニューヨーク,ヴェネツィア,1942-50 谷内克聡
- 《追悼》若林 奮さんとの7年—”日の出の庭”を介して 西澤美子
- 《書評》「「タブローは自己批判しない」はなぜ生まれたか—-中村宏『絵画者 1957-2002』 武居利史
- 連載 日本実験映像史 9 中井正一と前衛映画 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? ある家元の生活と意見—-十五代楽吉左衛門宅訪問記 稲賀繁美
- 《連載》「内科だった 画廊だった」ふたたび–< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで? 00間00奏曲? 宮田有香
『あいだ』94号(2003年10月発行)
- 国立民族博物館:「フォーラム」を睥睨する「神殿」—-「アイヌからのメッセージ」展の吉田フォーラム論批判 犬塚康博
- 話題》瞥見—-「アーテリジェント・シティ」の「空中美術館」 編集部
- 《特別記事》「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003」を見て?アートの可能性と可能性としてのアート 前山忠
- ?土地の空気を抽出して味わったよう 佐藤玲子
- ?ああ,もったいない—-貧乏絵描きのつぶやき 池田龍雄
- 《書評》現代美術の外と内をめぐる逆症療法—-服部正『アウトサイダー・アート,現代美術が忘れたアート』について 藤原貞朗
- 連載 日本実験映像史 8 アマチュア映画のアヴァンギャルド? 西村智弘
『あいだ』93号(2003年9月発行)
- 《美術時評》森美術館館長D・エリオット氏の発言をめぐって 藤枝晃雄
- 《書評》絵かきが繭から這い出すとき—-菊畑茂久馬『絵かきが語る近代美術』 照井康夫
- 連載 日本実験映像史7 アマチュア映画のアヴァンギャルド? 西村智弘
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで? 間奏曲? 宮田有香
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載17 波と屏風そして西陣の錦—-クラクフからの晩夏の便り 稲賀繁美
- 《話題》東京都美術館・博物館,昨年の「通知表」 編集部
『あいだ』92号(2003年8月発行)
- 「国家主義的美術家」を育てる—-「新京美術院」と川端龍子 飯野正仁
- 《書評》北澤憲昭『アヴァンギャルド以後の工芸』—-あるいは工芸のアヴァンギャルドについて 冨田康子
- 《貴賓席》批評の照準—-本誌萩原弘子さんの論考を読んで 松永康
- 連載 日本実験映像史 6 アマチュア映画のアヴァンギャルド? 西村智弘
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? 意味の生成:イメージとテクストとのかかわりを読み解くうえで ポール・ゴーギャン 「メイエル・デ・ハーンの肖像」を例として 稲賀繁美
- 《つまみ食い》「ギャラリー16」がもう40年? 40年いうたら「老舗」やないか
『あいだ』91号(2003年7月発行)
- 身体の表現—-エロスと暴力の現場として,あるいは……萩原弘子
- メディア・コントロールへの処方箋—-椿昇「国連少年」(水戸芸術館)が示唆するもの 松永 康
- 《貴賓席》「回想の川仁宏」を読んで 高野慎三
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載?「知の共有財産・展覧会カタログの現在—-制作から批評まで」を聞いての愚感 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史 5 日本プロレタリア映画同盟 西村智弘
『あいだ』90号(2003年6月発行)
- 美術館のディレンマ マーシャ・タッカー
- 《追悼》回想の川仁宏:補記 今泉省彦
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? <詩の翻訳は化膿か?>–金素雲『朝鮮詩集』の訳業と土田麦僊の風俗画を繋ぐもの—植民地絵画の読解のために 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史 4 前衛映画発表会 西村智弘
『あいだ』89号(2003年5月発行)
- 日本画はどこから生まれ,何を意味し,そしてどこへ行く—シンポジウム<転位する「日本画」>を聞いて 草薙奈津子
- 《追悼》回想の川仁宏 (?) 今泉省彦
- 《展覧会アメリカ・インディアン》と「ネイティヴ・アメリカン」という呼称 編集部
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび–< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで? 谷川晃一さん 宮田有香
- 《連載こぼれ話》谷川さんたちの「伊豆高原アートフェスティバル」のこと 宮田有香
- 連載 日本実験映像史 3 絶対映画と色彩映画 西村智弘
- 《貴賓席》「状況にたいして無自覚なのは……」 白川昌生
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? 職人としての藤田嗣治–笹木繁男氏の連載の余白に 稲賀繁美
- 《話題》<FAAB>というアート/アクティビズムのグループができた 編集部
『あいだ』88号(2003年4月発行)
- <應挙寺[大乗寺]と美の運命>を討議するシンポジウムを開いたことについて 木下長宏
- 連載 日本実験映像史 2 衣笠貞之助 西村智弘
- 《インタヴュー》新しい美術館のモデルをつくりたい–森美術館館長デヴィッド・エリオット氏に聞きました 編集部
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? <書評>天野知香『装飾/藝術』(後) 稲賀繁美
- 《追悼》回想の川仁宏 (?) 今泉省彦
- 《話題》アートで「LONG MARCH」,こいつは桁違いだ 編集部
『あいだ』87号(2003年3月発行)
- 血と死の諧謔–見世物断片記 坂入尚文
- 《報告》マイノリティ・マジョリティの彼岸–第1回「ディアスポラ/アート研究会」 黒川典是
- 《追悼》回想の川仁宏 (?) 今泉省彦
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? <書評>天野知香『装飾/藝術』(前) 稲賀繁美
- 連載 日本実験映像史 1 劇場の三科 西村智弘
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで? 田名網敬一さん 宮田有香
『あいだ』86号(2003年2月発行)
- <大阪万博>は美術史を書き換える座標軸たりえるのか–椹木野衣氏の主張をめぐって 高島直之
- 《報告》「モノをめぐる物語」と「理念としての美術史」の二重の距離–国際研究集会「うごくモノ」雑感 藤原貞朗
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載? 文人画の終焉と再覚醒–富岡鉄斎晩年の文人画・南画の国際評価 稲賀繁美
『あいだ』85号(2003年1月発行)
- アジア」の痛点–国際シンポジウム「流動するアジア」に参加して 水沢勉
- 《自主本の紹介》清水に種を巻いた評論家を回想–対談集『石子順造とその仲間たち』 高島平吾
- 《特別記事=インタヴュー》「ナショナル・ギャラリー」って何だ? 公募団体利用と企画展開催と–文化庁の永井義美さんに聞きました 編集部
- 連載《資料ドキュメント》11(最終回)藤田 嗣治—-その実像を求めて 1945 編=笹木繁男
- 《貴賓席》平家住まいもよいのでは?–大倉宏さんの「東京ノイズ」を読んで 松永康
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで?ドキュメンタリストとの出会い 宮田有香
『あいだ』84号(2002年12月発行)
- 東京ノイズ—新潟の小さな画廊から 大倉宏
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 14 田中不二さん 宮田有香
- 連載c資料ドキュメント7》藤田嗣治— その実像を求めて 1944 編=笹木繁男
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 9 サラマンカ便り その2–小さな欧州文化都市の伝統と革新 稲賀繁美
『あいだ』83号(2002年11月発行)
- 瀧口修造と西脇順三郎—詩人たちの双曲線 光田由里
- 《特別記事》ナショナル・ギャラリーって何だ? 東京都美術館のこと–館長・真室佳武さんに聞きました 編集部
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 13 比嘉良治さん 宮田有香
- 連載《資料ドキュメント9》藤田嗣治–その実像を求めて 1943(2) 編=笹木繁男
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 8 サランカらマンか便り—2002年欧州文化主都の現状と課題 稲賀繁美
『あいだ』82号(2002年10月発行)
- ビデオづくりとその流通ネットワーク—- 「VIDEO ACT!」の土屋豊さんに聞きました 編集部
- 最後の手紙 千野香織様へ–北京日本学中心にて 稲賀繁美
- 連載《資料ドキュメント8》藤田嗣治—その実像を求めて 1943(1) 編=笹木繁男
- 《貴賓席》「戦略」よ「戦術」–白川昌生氏の論考に 池田龍雄
『あいだ』81号(2002年9月発行)
- 「強者の戦略」か「弱者の戦術」か–< 世界標準>に巻き込まれた日本で [続]白川昌生
- 《問答–考える糸口》パブリック・アートの撤去を求める? 池端忠司
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 12 飯村隆彦さん 宮田有香
- 連載《資料ドキュメント7》藤田嗣治—その実像を求めて1942 編=笹木繁男
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 7 「あいだ」を感じるフィンランド紀行 稲賀繁美
『あいだ』80号(2002年8月発行)
- 「強者の戦略」か「弱者の戦術」か–< 世界標準>に巻き込まれた日本で 白川昌生
- トーキョーワンダーウォール」作品検閲事件:作者の三宅玄朗さんに聞きました(インタヴュー) 編集部
- 連載《資料ドキュメント6》藤田嗣治—その実像を求めて 1940-1941 編=笹木繁男
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 6 理念なき「国際交流」からの脱皮のために 稲賀繁美
『あいだ』79号(2002年7月発行)
- 絵画の運命—「美術と戦争」展を開催して 平瀬礼太
- 長崎原爆落下中心碑の正面性—その検証,そして原作者との出会い 井川惺亮
- 《話題》国立西洋美術館でインターン体験 丹沢玲香
- 「わたくし美術館」が消滅する日 本阿弥清
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 5 岡倉天心のもうひとりの「お母さん」–シスター・ニヴェディータのことども 稲賀繁美
- 連載:美術の条件(19) 2つのタイプの「ピカソ論」をめぐって—フォーマリズムの行方 倉林 靖
- 連載《資料ドキュメント5》藤田嗣治—その実像を求めて 1938-1939 編=笹木繁男
- 《貴賓席》78号を読んで 宮田有香
『あいだ』78号(2002年6月発行)
- 《追悼》尾崎正教と「わたくし」美術館 高見乾司
- <林三従プロジェクト>—「white noise」からの発信をうけとめて 小坂真 夕+伊丹裕
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 4 インドを呼吸した女性画家–秋野不矩の画業を回顧する 稲賀繁美
- 《貴賓席》美と善と池田龍雄
- 連載《資料ドキュメント4》藤田嗣治—その実像を求めて 1936-1937 編=笹木繁男
『あいだ』77号(2002年5月発行)
- 光州ビエンナーレからみる韓国美術— 「光州」という場所,そして美術 古川美佳
- alter/nativeのために—「第2回福岡アジアトリエンナーレ2002」とRE/MAPプロジェクト ふくずみ れん
- 連載:美術の条件(18)フォーマリズムとは何か? 倉林 靖
- 連載《資料ドキュメント3》藤田嗣治—その実像を求めて 編=笹木繁男
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 3 可能世界としてのフィクション 稲賀繁美
- 連載「内科だった 画廊だった」ふたたび –< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 11 宮田有香
『あいだ』 76号(2002年4月発行)
- 不確かな恩恵:文化芸術振興基本法をめぐる諸問題 友岡邦之
- 連載《資料ドキュメント2》藤田嗣治—その実像を求めて 編=笹木繁男
- 連載:美術の条件(17) 『アメリカン・ビューティ』とグリーンバーグ 倉林 靖
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載 2 規制と習熟のキアスム 稲賀繁美
『あいだ』75号(2002年3月発行)
- 絵画者はゾンビとなってネオ・アナクロニズムの彼方へ 中村宏
- 連載《資料ドキュメント1》藤田嗣治—その実像を求めて 編=笹木繁男
- あいだのすみっこ不定期漫遊連載① 藝術の誕生 稲賀繁美
- 連載:美術の条件(16) 第1部:歴史的観点 第3章「美」と「美術」の淵源:ヨーロッパ古典時代とロマン主義 5 倉林 靖
- 連載「内科だった 画廊だった」ふた たび–< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 10 宮田有香
『あいだ』74号(2002年2月発行)
- ジャッカ・ドフニから眺める 犬塚康博
- 《書評》 さあ,これから美術館をどうするか–『富山県立近代美術館問題/全録』を読んで 上野俊哉
- 《書評》「希望」という名の知的投資–白川昌生『美術,市場,地域通貨をめぐって』 稲賀繁美
- 連載:美術の条件(15) 第1部:歴史的観点 第3章「美」と「美術」の淵源:ヨ ーロッパ古典時代とロマン主義 4 倉林靖
- 短期連載「内科だった 画廊だった」ふたたび–< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 9
- 《貴賓席》 臨界を超えたのは誰? 勝山敏一
- 《貴賓席》 近美リニューアル・オープ展を見て 嶋崎吉信
- 《インタヴュー》 展覧会はこのように開かれる–東京都現代美術館の場合 穐葉さり
『あいだ』73号(2002年1月発行)
- テロと前衛—「エンターテナート」の勧め 池田龍雄
- ふたつの里山 ふたつのドーム–札幌< アートグローブ>をめぐって 中森敏夫
- 《解説》札幌ドーム< 美術の木立–アートグローブ>について 編集部
- 美術史学会東支部特別例会「中学校の歴史教科書における日本文化・美術の語られ方」 千葉 慶
- 連載:美術の条件(14) 第1部:歴史的観点 第3章「美」と「美術」の淵源:ヨーロッパ古典時代とロマン主義 3 倉林 靖
- 短期連載「内科だった 画廊だった」ふたたび–< 内科画廊–’60年代の前衛>展開催まで 8 宮田有香
『あいだ』72号(2001年12月発行)
- 碑は残った。しかし,それだけでは終わらない-公共彫刻のつくられ方を問う「原爆落下中心地裁判」 山下良夫
- 《BEFORE AND AFTER》富山事件もつづいている 勝山敏一
『あいだ』71号(2001年11月発行)
- 特集:横浜トリエンナーレ2001
- 横浜トリエンナーレ見聞記-アートは人の為ならず 加藤義郎
- 《インタヴュー》仕掛人に聞きました-国際交流基金の伊東正伸さん(編集部)
- 《アンケート》見てきました「横浜トリエンナーレ2001」 フィンランドから参加しました(マルコ・カサグランデ)
- ボランティア・スタッフとしてかかわりました 小澤京子
- 《EMERGENCY》これが”文化人”石原都知事のやることか 編集部
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説 21 補足・承前「高松次郎」覚書 IV (最終回) 今泉省彦
『あいだ』70号(2001年10月発行)
- 氾濫のあとで 藤枝晃雄
- 斎藤義重を音のない拍手で送った 関根伸夫
- ≪短期連載≫「内科だった 画廊だった——」ふたたび 内科画廊—— ‘60年代の前衛展開催まで 7 宮田有香
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説 19 補足・承前「高松次郎」覚書 III 今泉省彦
- 連載:美術の条件(13) 第1部:歴史的観点 第3章「美」と「美術」の淵源:ヨーロッパ古典時代とロマン主義 2 倉林 靖
『あいだ』 69号(2001年9月発行)
- もうひとりの戦争画家——戦中期の横山大観 笹木繁男
- 都市・美術・表現——「ミュージアム・シティ・福岡 2000」をケーススタディとして ふくずみ れん
- ≪短期連載≫「内科だった 画廊だった——」ふたたび 内科画廊—— ‘60年代の前衛展開催まで 6 宮田有香
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説 19 補足・承前「高松次郎」覚書 II 今泉省彦
- ≪貴賓席≫「あいだ」編集部 福住治夫様 『時の蘇生』柿の木プロジェクト実行 委員会事務局
- 連載:美術の条件(12) 第1部:歴史的観点 第3章「美」と「美術」の淵源:ヨーロッパ古典時代とロマン主義 1 倉林 靖
- ≪書評≫ イメージの源泉としての土俗——村上善男『浮遊して北に澄む」をめぐって 工藤健志
『あいだ』68号(2001年8月発行)
- 全面特集「富山事件」とは何であったか
- フランチャイズまず系美術館の終焉 荒井真一(パフォーマンス・アーティスト)
- 終わりなき闘い——裁判の終結に当たって 池田龍雄(美術家)
- 縄文の縄で首を釣る 大浦信行(美術家)
- 富山近代美術館裁判に関わった私に関する九つのFAQ 小倉利丸(富山県立近代美術館検閲訴訟事務局)
- この事件に関わって考えたこと。 藤江 民(いじっぱり絵描き)
- 富山県立近代美術館問題を通して考えたこと 堀 浩哉(美術家)
- 美術館の幻影に引きずり回されてはならない 三頭谷鷹史(美術評論家)
- 日本の公立美術館——空洞のゆえに 光田由里(美術館学芸員)
- <美術と美術館のあいだを考える会>は活動を凍結します 文責=福住治夫
- <美術と美術館のあいだを考える会>の活動1994-2001(年表)
『あいだ』67号(2001年7月発行)
- 私立美術館の深淵に臨む 千田敬一
- ≪新聞から≫ 信濃美術館贈収賄事件の背景 編集部
- ≪書評≫ 振動する境界——池田龍雄『芸術アヴァンギャルドの背中』について 北澤憲昭
- 連載:美術の条件(11) 第1部:歴史的観点 第2章 岡倉天心とその『日本美術史』について 5 倉林 靖
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説 18 補足・承前「高松次郎」覚書 I 今泉省彦
- 連載:八丁堀通信(12)イメージの現れる現場へ——3つの瀧口修造展 山口勝弘
- ≪貴賓席≫いいではないか,公明党の芸術への取り組み 鷲見哲彦
- 事実誤認による史実歪曲の可能性 笹木繁男
『あいだ』66号(2001年6月発行)
- 探偵小説絵画論——19世紀西欧の,ある種の風景における空間認識とまなざしに関する一考察(後編) 谷内克聡
- ≪海外情報≫芸術と宗教 高島平吾
- 「アーカイブ」することのラジカルな意味 飯村隆彦
- ≪貴賓席≫公明党と宮島達男には騙されるな 堀 浩哉
- ≪短期連載≫「内科だった 画廊だった」 ふたたび ≪内科画廊——’60年代の前衛≫展開催まで 5 宮田有香
- 連載:美術の条件(9) 第1部:歴史的観点 第2章 岡倉天心とその『日本美術史』について 4 倉林 靖
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説17 終わりに 今泉省彦
- 連載:八丁堀通信(11) 風通しのよい台北のアート界 山口勝弘
『あいだ』65号(2001年5月発行)
- 探偵小説絵画論—-19世紀西欧の,ある種の風景における空間認識とまなざしに関する一考察[前編] 谷内克聡
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説16 そして,赤瀬川千円札裁判が始まった 今泉省彦
- 連載:まなざしのフィールドワーク[26] 倉敷まで唐貴を見に行った 山口昌男
- 連載:八丁堀通信(10) 夢戻りのひと月 山口勝弘
- 連載:美術の条件(9) 第1部:歴史的 観点 第2章 岡倉天心とその『日本美術史』について1 3 倉林 靖
- ≪再録≫真に豊かな日本の未来のために– 21世紀の文化芸術大国をめざす公明党の政策
『あいだ』64号(2001年4月発行)
- 1990年代の美術をめぐる状況について 西村智弘
- 連載:美術の条件(7) 第1部:歴史的観点 第2章 岡倉天心とその『日本美術史』について1 倉林 靖
- ≪美術と美術館のあいだを考える会緊急講座≫第2回「美術館の危機を語り尽くす」レポート 光田由里
- 短期連載「内科だった 画廊だった——」ふたたび——≪内科画廊—’60年代の前衛≫展開催まで 4 宮田有香
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説15 千円札模造と殺人の間に表現位相差はないのだと私は高松次郎に答えた。 今泉省彦
- 連載:八丁堀通信(9) プサンから雨引の里へ 山口勝弘
- 連載:まなざしのフィールドワーク[25] 死体リアリズムのアンビヴァランス 山口昌男
- 連載:美術の条件(8) 第1部:歴史的観点 第1章 保田興重郎の『日本の美術史』について 2 倉林 靖
『あいだ』63号(2001年3月発行)
- ≪アンケート特集≫ 富山近美事件はもう終 わったか 園江光太郎 松永 康 ワシオ・トシヒコ 前山 忠 白川昌生 平井亮一 島 敦彦 谷 新 尾崎愛明
- 連載:美術の条件(7) 第1部:歴史的観点 第2章 岡倉天心とその『日本美術史』について1 倉林 靖
- 連載:まなざしのフィールドワーク[24] 高山良策の戦慄的世界 山口昌男
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説14 スリやカッパライと同断の刑事事件として赤瀬川千円札裁判を考えよと八百長,工藤(=今泉)は言った。 今泉省彦
- 連載:八丁堀通信(8) ナニはなくてもアーカイヴを! 山口勝弘
『あいだ』62号(2001年2月発行)
- 美術館多面体——東北の風土から 村上善男
- 混沌のなかから——「越境する女たち21」 メイキング・レポート 高橋芙美子
- ≪シンポジウム・レポート≫「〈美術 展示〉の現在」——表慶館からの遠近法 藤川 哲
- 「内科だった 画廊だった——」ふたたび——≪内科画廊——’60年代の前衛≫展 開催まで 3 宮田有香
- 連載:八丁堀通信(7) 「箱物」の読み解き方 山口勝弘
- 連載:まなざしのフィールドワーク[23] 美女はモンスターの変形 山口昌男
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説13 今泉を証人に立てると赤瀬川の千円札が偽造容疑になる,と杉本弁護士がおどかした 今泉省彦
- 連載:美術の条件(6) 第1部:歴史的観点第1章 保田興重郎の『日本の美術史』 について3 倉林 靖
『あいだ』61号(2001年1月発行)
- 日の出町残響——反自然,過剰,表現の軸について 遠藤利克
- ≪美術と美術館のあいだを考える会 緊急講座≫「都美術館の危機を語り尽す」レポート 光田由里
- ≪特別記事≫「運営」から「経営」へ——東京都の美術館はこうなる 編集部
- 連載:美術の条件(5)第1章 保田興重郎の『日本の美術史』について 2 倉林 靖
- ≪論壇余波≫倫理学の立場から美術館を見ると 松永 康
- 連載:絵描き共の変てこりんなあれこれの前説12 犯罪者同盟員の万引きが原因で赤瀬川千円札裁判の幕が切って落とされた 今泉省彦
- 連載:八丁堀通信(6)神戸—筑波の綱渡り 山口勝弘
- 連載:まなざしのフィールドワーク[22]町内の人・平賀 敬 山口昌男
『あいだ』60号(2000年12月発行)
- 日本の<美術>館——分類体系から見ると 森 仁史
- 「内科だった 画廊だった……」ふたたび——≪内科画廊——’60年代の前衛≫展開催まで 2 宮田有香
- 美術の条件(4) 第1部:歴史的観点 倉林 靖
- まなざしのフィールドワーク[21]北の国の「雅びの宴」 山口昌男
- ≪こぼれ話≫『笑の泉』のこと 大橋紀生
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説11 H・R・Cは私と川仁に一方的に「物品贈呈式」を通告してきた 今泉省彦
- 八丁堀通信(5) 上越方面旅がらす 山口勝弘
- ≪こぼれ話≫ようこそ,ドイツの美術関係者ご一行様!——国際交流基金の招待視察 福住治夫
『あいだ』59号(2000年11月発行)
- 10年間,毎年たった1日だけの「学習」——西宮市大谷記念美術館≪美術館の遠足≫ 塚村真美
- 「 だった 画廊だった……」ふたたび ——≪内科画廊——’60年代の前衛≫展開催まで 1 宮田有香
- 任務終了——川口現代美術館スタジオの二周目 村田早苗
- 美術の条件(3) 序:ミュンヘンで考えたこと 3 倉林 靖
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説10 誰の頭も攪拌しない「第五次ミキサー計画」はH・R・Cの見本市にすぎぬ 今泉省彦
- まなざしのフィールドワーク[20]若冲・白隠・有一 山口昌男
- 八丁堀通信(4) たまには淡路島から 山口勝弘
『あいだ』58号(2000年10月発行)
- “パフォーマンス”の切っ先
- 体現・腐臭記憶交感儀,および「NIPAF2000」周辺の記 西島一洋
- 中国日記 荒井真一
- 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000」報告会について—-事業効果と美術 大橋紀生
- ≪貴賓席≫妻有トリエンナーレと私の立場 白川昌生
- 美術の条件(2) 序:ミュンヘンで考えたこと 2 倉林 靖
- まなざしのフィールドワーク[19]北海道から南仏まで 山口昌男
- ≪特報≫国家賠償訴訟最高裁決定
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説9 読売アンパンの大看板に四尺ほどの棒に刷毛をつけ「死す」と大きく書いた 今泉省彦
- 八丁堀通信(3) 看板のデザインはできたが 山口勝弘
『あいだ』57号(2000年9月発行)
- 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000」から
- 壮大なる実験——そこにアートの可能性を見た 前山 忠
- 地元の目で見ると 藤由曉男
- ある懐疑派の感想 高島平吾
- 美術の条件(1) 序:ミュンヘンで考えたこと 1 倉林 靖
- ≪追悼≫「美術なんてクソ喰らえ!」という言葉の重み——小林昭夫さん哀悼 伊藤 誠
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説8 読売アンパンで高松の紐を上野駅まで伸ばしたのは私だ 今泉省彦
- まなざしのフィールドワーク[18]板 祐生宣言 山口昌男
- 八丁堀通信(2) 店の看板がまだできない 山口勝弘
『あいだ』55・56号(2000年7月発行)
- 仕事人と遊び人のあいだ 今井美沙子
- 震災と美術≪年譜1995-2000≫ 編:江上ゆか
- ≪特別記事≫阪神大震災と学芸員たち——ふたつの報告書を読む
- まなざしのフィールドワーク[17]明治彫刻史考 山口昌男
- ≪貴賓席≫中山正樹氏ほかにお答えして 倉林 靖
- ≪貴賓席≫倉林 靖様 尾崎愛明
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説7 高松・赤瀬川・中西を手持ちのカードにして読売アンパンに死亡宣告を! 今泉省彦
- 八丁堀通信(1) メディア・ブティック準備中 山口勝弘
『あいだ』54号(2000年6月発行)
- まなざし・めざし・こころざし——日の丸・国旗法制化をめぐって 八田 淳
- 第3回「光州ビエンナーレ」に参加して 高山 登
- 表現の質だけでアートなのか?——第3回 「光州ビエンナーレ」を見て ふくずみ れん
- ≪貴賓席≫美術館は見られて磨かれる 松永 康
- ≪貴賓席≫倉林氏に答える 白川昌生
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説6 読売アンパンは子供の描いた絵まで並んで お祭りのようだった 今泉省彦
- まなざしのフィールドワーク[16]妖気と芸術文化 山口昌男
『あいだ』53号(2000年5月発行)
- 「砦」か「檻」か——美術館と現代美術の「表現の自由」について富山近美訴訟から得たこと 小倉利丸
- 美術とその言説の「あいだ」——「日本ゼロ年」を契機として(3) 倉林 靖
- 日本の美術館,ここが悪い 田中千秋
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説5 犯罪者同盟なんかへの河童! 絵描き共は暴走した 今泉省彦
- まなざしのフィールドワーク[15] コレクションをめぐる記号学会の盛り上が りのことなど 山口昌男
- ≪追悼≫あの宮前ブシはもう聞けない 大榎 淳
『あいだ』52号(2000年4月発行)
- 書かれなかった「歴史の天使」——クレメント・グリーンバーグをめぐって 園江光太郎
- 美術とその言説の「あいだ」——「日本ゼロ年」を契機として(2) 倉林 靖
- ≪レポート≫デジタル・アーカイヴの少しややこしい話 佐藤博昭
- ≪追悼≫「水田」から——櫻井英嘉さん哀悼 早見 堯
- ≪追悼≫馬場 彬氏とサトウ画廊 光田由里
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説4 早大での犯罪者同盟主催の演劇ショーとプレH・R・Cの関係について 今泉省彦
- まなざしのフィールドワーク[14]横浜美術館で叱られたことなど 山口昌男
『あいだ』51号(2000年3月発行)
- 美術とその言説の「あいだ」——「日本ゼロ年」を契機として(1) 倉林 靖
- 「戦争美術論」考 II 河田明久
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説3 『山手線円環運動』は上野公園で行き暮れてしまった 今泉省彦
- おそれ多い判決 松永 康
- ≪特別記事≫(富山県立近代美術館事件)とは? もう一度ふりかえってみよう
- まなざしのフィールドワーク[13]「ギャラリー学長室」報告 山口昌男
『あいだ』50号(2000年2月発行)
- 仮面航海士の海図——「美術」とよばれる呪縛装置について 柏原えつとむ
- 狂騒のあとに——芸大美術館開館記念展の顛末 野口玲一
- まなざしのフィールドワーク[12]山陰の遺賢 山口昌男
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説2 皇居前広場にゴージャスなギロチンを! 今泉省彦
- ≪特別記事≫(富山県立近代美術館事件にかかわる)国家賠償等請求控訴事件判決
- ≪貴賓席≫アホくさ!——水戸芸術館「日本ゼロ年」展の一面 高島平吾
『あいだ』49号(2000年1月発行)
- まだ語られていない多くのこと——吉仲大造展から「原爆の図」へ 小沢節子
- 川口現代美術館と川口現代美術館スタジオの「あいだ」 村田早苗
- 絵描き共の変てこりんなあれこれの前説1 60年安保闘争後のなしくずしの情熱の中で何かが生まれつつあった 今泉省彦
- ≪短期連載≫美術と文化政策——国際交流展とは何か(続々) 白川昌生
- まなざしのフィールドワーク[11]「写」と「真」の境界線を消す 山口昌男
- ≪新刊をめぐって≫北原恵著『攪乱分子@境界 アート・アクティヴィズム II』 ふくずみ れん
『あいだ』48号(1999年12月発行)
- 戦争美術論考? 河田明久
- ≪短期連載≫美術と文化政策――国際交流展とは何か(続) 白川昌生
- 半世紀の反省記(其の24)最終回 古い戦後と新しい戦前 池田龍雄
- ≪貴賓席≫ある学芸員の悩み 島 敦彦
- まなざしのフィールドワーク[10]大学とギャラリー 山口昌男
- ≪トーク・セッションから≫川俣正の長い長い蛇行線
『あいだ』47号(1999年11月発行)
- ≪短期連載≫美術と文化政策――国際交流展とは何か 白川昌生
- まなざしのフィールドワーク[9]チェコ芸術に魅せられて 山口昌男
- ≪貴賓席≫拝啓 編集長殿 松永康
- 半世紀の反省記(其の23)早すぎた終焉 池田龍雄
- ≪採録の再録≫アーティストの「自立」のために
『あいだ』46号(1999年10月発行)
- 記憶と忘却の装置――アジアの3つの「記念館」を訪ねて 吉田憲司
- 雑感「展示されたアイヌ」 佐藤雄二
- 半世紀の反省記(其の22)バンパク・ハンパク・錯誤’70 池田龍雄
- 川嶋清裁判の結果報告 長谷宗悦
- まなざしのフィールドワーク[8]仮構の美術史 山口昌男
『あいだ』45号(1999年9月発行)
- ある事件の傍らで――近代書の運命 天野一夫
- ≪海外情報≫タイトルに妙あり「センセイション」展 高島平吾
- 追悼――吉田克朗 小清水漸
- まなざしのフィールドワーク[7]『あいだ』の人々への匕口 山口昌男
- 半世紀の反省記(其の21)芸術は影か 池田龍雄
- ≪貴賓席≫
『あいだ』44号(1999年8月発行)
- カナダにおける前衛の骨抜き状態から脱するために クシュシトフ・ウディチコ
- ウディチコ論文のための断片的・注釈的解説 高島平吾
- 国際セミナー「みんなで作る地域活動とアート・センター」レポート 穐葉さり
- フランスにおけるフォーマリズム絵画――彫刻の再考 園江光太郎
- 半世紀の反省記(其の20)<音会>コンミューン 池田龍雄
- まなざしのフィールドワーク[6]新作能の舞台美術 山口昌男
『あいだ』43号(1999年7月発行)
- 美術館運営,その正当化の論理 友岡邦之
- ≪書評≫この国の<近代>そのものを考えさせられる――佐藤道信『明治国家と近代美術――美の政治学』 横山勝彦
- ≪貴賓席≫
- ≪こぼれ話≫『タイム』と昭和天皇と小淵首相
- 半世紀の反省記(其の19)長良川夏の陣 池田龍雄
- まなざしのフィールドワーク[5]マグリットとヴァラエティー音楽 山口昌男
- 既刊号のお知らせ
『あいだ』42号(1999年6月発行)
- <ウイメンズ・アート・ネットワーク>ACT1に参加して 光田由里
- ≪特別記事? インタヴュー≫まず学芸員の意識改革を――セゾン美術館の経験から――田村信寿さんに聞く
- ≪特別記事?≫西武美術館
- セゾン美術館開催展覧と入場者数
- ≪コラム≫<スタジオ200>の存在も忘れがたい 編集部
- 半世紀の反省記(其の18)アンパン’64騒動 池田龍雄
- まなざしのフィールドワーク[4]美術世界の仮設性 山口昌男
『あいだ』41号(1999年5月発行)
- <研究ノート>博物館の論争性の保証はいかにして可能か ――博物館をメディア論の視座で捉える試論的考察 山本珠美
- まなざしのフィールドワーク[3]美術館のエフェメラリティ 山口昌男
- ≪貴賓席≫
- 半世紀の反省記(其の17) 破裂したアンパン 池田龍雄
- ≪海外情報」クリストの「セントラル・パーク計画」に“No!”;アメリカに民間芸術支援組織できる 高島平吾
『あいだ』40号(1999年4月発行)
- [特集]富山県立近代美術館事件:国家賠償訴訟地裁判決を受けて ――一枚の枯葉――いわゆる「天皇コラージュ裁判」といわゆる「千円札裁判」のことなど 今泉省彦
- 検閲アプローチと助成アプローチ 池端忠司
- まなざしのフィールドワーク[2]<明和電機>の経営学 山口昌男
- ≪貴賓席≫
- 半世紀の反省記(其の16)反芸術氾濫 池田龍雄
『あいだ』39号(1999年3月発行)
- アヴァンギャルドとポップ主義をめぐる<美術>の危機 ――資本の運動と,「作品」領域の拡張 園江光太郎
- ≪こぼれ話」アレ,どこかで見た!―― 「押しつけがましさの美学」後日譚 福住治夫
- まなざしのフィールドワーク[1]比田井天来と井上有一 山口昌男
- ひとつの画廊の終焉と周縁の観客のつどひ 八田淳
- 半世紀の反省記(其の15)60年安保――政治と芸術の摩擦 池田龍雄
『あいだ』38号(1999年2月発行)
- [特集]富山県立近代美術館事件:国家賠償訴訟地裁判決を受けて 富山県立近代美術館問題という博物館問題 犬塚康博
- 作品売却に対する意見 松永 康
- 非公開以前のこと 島 敦彦
- 縄文の縄で首を吊れるか 大浦信行
- 『あいだ』版知の技法――比較文学篇――芸術攻撃の話法(編=編集部)
- ≪海外情報」いやじつは,「ハンク・ヘーロン」という名前からしてクサイと思っていたんだ,なんていまごろいってももう遅い――<サイエンス・ウォーズ>で思い出したアメリカのもうひとつのパロディ事件――高島平吾
『あいだ』37号(1999年1月発行)
- [特集]富山県立近代美術館事件:国家賠償訴訟地裁判決を受けて 判決要旨
- 空虚な中心と周縁の危機 暮沢剛巳
- 富山県立近代美術館の問題の原点 堀 浩哉
- ≪こぼれ話≫判決の日 編集部
- 作家として考えること――美術と制度 長谷宗悦
- なかなかキモチが見えてこないもどかしさ――初期のころをふりかえって 三頭谷鷹史
- 新聞各紙にあらわれた判決に対するコメント
『あいだ』36号(1998年12月発行)
- シンポジウム「国立博物館,美術館,文化財研究所などの独立行政法人化問題について(第2回)のリポート 嶋崎吉信
- 「独立行政法人」とはどんなものになるか
- 半世紀の反省記(其の14)殴り込み 池田龍雄
- TOYAMA DISPATCH――「鑑賞する権利」認める
『あいだ』35号(1998年11月発行)
- 新しいテクノロジーによる作品と美術館 山口勝弘
- アート・オルタナティブ 鷲見和紀郎
- ≪こぼれ話≫大正ワイセツ騒動とタヌキ像 編集部
- 半世紀の反省記(其の13)アンフォモドキ 池田龍雄
- 民主主義における隠密性とは?――ハンス・ハーケ氏への質問(質問=高島平吾)
『あいだ』34号(1998年10月発行)
- “新しさの因襲”批判――ポスト・ポストモダニズムのために 藤枝晃雄
- ハーケ,ワイルド,ニューマン 市川和英
- 半世紀の反省記(其の12)アンパンの谷間で 池田龍雄
- 困っているのは誰ですか? 松永 康
- <全国美術館会議>における草薙発言について ――「山種美術館問題と美術評論家連盟の声明発表」補遺
- 1960年代末,アーティストたちはこんなこともやっていた――「ゲリラ・アート・アクション・グループ」のばあい 高島平吾
『あいだ』33号(1998年9月発行)
- 美術館の「壁」を揺るがす――「アート労働者連盟」の経験と教訓 小倉利丸
- 《コラム》ハンス・ハーケと「アート労働者連盟」
- 稲賀繁美氏の「鯛を太らせる蝦,あるいは蟷螂の鎌の駄弁」と題する誌上公開書簡――本誌30号への返答 若桑みどり
- 不発に終わった論争への(エピローグならぬ)モノローグ――あるいは鯛に悟られたのを悔やむ蚯蚓の戯言 稲賀繁美
- 半世紀の反省記(其の11)詩人の眼 池田龍雄
- シンポジウム「国立博物館,美術館,文化財研究所などの独立行政法人化問題について」のリポート㥼/li>
『あいだ』32号(1998年8月発行)
- 芸術家の労働条件 ハンス・ハーケ(訳=高島平吾)
『あいだ』31’号(1998年7月発行)
- 美術館,意識のマネージャー ハンス・ハーケ(訳=高島平吾)
- 半世紀の反省記(其の10)見えない檻 池田龍雄
『あいだ』30号(1998年6月発行)
- 日本もタンザニアもとってもシュール 荒井真一
- 鯛を太らせる蝦,あるいは蟷螂の鎌の駄弁——若桑みどり様へ 稲賀繁美
- 半世紀の反省記(其の9)ドサ回り 池田龍雄
- ≪半世紀の反省記≫余話——1954年頃の画廊について——池田龍雄
- <特別記事>1970年の置きみやげ(続)——「現代美術野外フェスティバル—太陽と緑の100万平方メートル」のこと
- 見過ごせなかったこと 海老原 暎
『あいだ』29号(1998年5月発行)
- ジェンダーの視点にたつ美術史をめぐる「男性」の言説について ——稲賀繁美氏の「『今,日本の美術史学をふりかえる』を聞いて」を読んで 若桑みどり
- 半世紀の反省記(其の8)クラブ活動 池田龍雄
- <特別記事>1970年の置きみやげ——「現代美術野外フェスティバル—太陽
『あいだ』28号(1998年4月発行)
- プラハから 清 恵子
- TOYAMA DISPATCH——証人,県の対応を批判
- ≪レポート≫アーティスト・イン・レジデンス・プログラムを考える——セミナー 「地域社会とART」に関わって 並河恵美子
- 半世紀の反省記(其の7)火の車 池田龍雄
- ≪海外情報≫日本にコレクションを貸して儲けるために知っておかなければ
『あいだ』27号(1998年3月発行)
- コインの裏側 多木浩二
- 「東京湾トラッシュライブ’97」展と表現をめぐっての疑問点 みわはるき
- 行政は作法なり,作法なくして意は伝わらず——討論会「ビッグサイトに何を見たか ——≪ギャラリー≫展をめぐって」を思い出しながら:補遺 松永 康
- TOYAMADIS-PATCH——非公開は違憲行為
- 半世紀の反省記(其の6)ニッポン風リアリズム 池田龍雄
- 貴賓席
- ≪余話≫変節?
『あいだ』26号(1998年2月発行)
- 「あいだ」のオバケ——あるいは私と「右翼」とのおつきあいの記 中河伸俊
- 半世紀の反省記(其の5)アンパンの味 池田龍雄
- 「つくらない人」の自立のために——<シズオカ 人と美術を結ぶ会>の活動 松浦澄江
- さらなる「空洞」の向こうへ——大浦信行 作品上映会『映像・遠近を抱えて』を終えて
『あいだ』25号(1998年1月発行)
- 「今,日本の美術史学をふりかえる」を聞いて 稲賀繁美
- <文献紹介>『韓国における西洋美術史の研究傾向』 編集部
- 半世紀の反省記(其の4)球根栽培法 池田龍雄
『あいだ』24号(1997年12月発行)
- 現代美術資料センター顛末記 笹木繁男
- 笹木さんの仕事をつなぐ数奇な糸 編集部
- 討論会「ビッグサイトに何を見たか ——≪ギャラリー≫展をめぐって」を思い出しながら 松永 康
- 貴賓席
- 半世紀の反省記(其の3)キヌコスリ 池田龍雄
- わたしも小川さんと話したことを書きとめておこう 高島平吾
『あいだ』23号(1997年11月発行)
- 『ナルチスの独房』 遠藤利克
- 小川さんの言葉 堀 浩哉
- ≪ミニ情報≫「学芸員」という言葉
- 半世紀の反省記(其の2)小さな造反 池田龍雄
- EXPOSURE——平川典俊の作品
- ≪特別記事≫作家が東京都と展覧会をおこなう,ということ ——<東京湾トラッ
『あいだ』22号(1997年10月発行)
- Un autre lieu 多木浩二
- 私の事実 藤江 民
- 歴史家の「無実」はさいなむ 小沢 浩
- 半世紀の反省記(其の1)反面教師 池田龍雄
- ≪特別記事≫<心のインフラストラクチュア>づくりへ?——文化庁の美術館振興施策 高島平吾
- TOYAMA DISPATCH 観覧禁止は美術館の自殺行為
- 貴賓席
『あいだ』21号(1997年9月発行)
- 美術館はもはや<高尚>原則を捨てなければならない 勝山敏一
- TOYAMA DISPATCH 1審判決支持,訴え棄却
- アートにおける<セクシュアリティー>というテーマについて 小倉利丸
- 美的判断の政治学——文化政策研究の現在と課題 友岡邦之
- ≪海外情報≫「キュレイターの犯罪」からはじめてシリトリのように話をつないで
『あいだ』20号(1997年8月発行)
- [納涼特別座談会]明治,平成を嗤う(?) 和田英作,坂井犀牛,石井柏亭,関如水,木村武山
- ある挽歌 荒井真一
- 触覚と色と映像のことなど。すべては螺旋し天空へと到る。 大浦信行
- 『<日本美術>誕生』を読んでの2,3の感想——連続講座第1回に出席して 小沢節子
- 「ニューヨーク近代美術館が国家のためにやったこと」補遺 高島平吾
- グリーンバーグ私見 針生一郎